【 Episode33 】

長女も、無事に歩けるようになり

幼稚園生活は順調。

「こども病院」の、月に一度の定期受診も

変わらず、続いていた。

そこで 『脊柱側弯症』の疑いがあると

言われた。

側弯症とは、真っすぐであるはずの背骨が、

S字のように湾曲している状態。

成長とともに、背中や腰に痛みを感じたり

手術を必要とする可能性もある。

詳しく検査するためと、

背骨を矯正するための

”コルセット“を作るために

別の国立病院へ行くように勧められた。

( 余談。

身体の具合が悪いところを治すために

病院に行くのに、

治るどころか、疲労感が増すのは、

私だけではないだろう。)

長女を連れて、また新しい病院へ向かった。

確かに、レントゲンに写った長女の背骨は、

緩やかに曲がっていた。

これ以上、背骨の弯曲が悪化しないように

本人の身体に合わせて、コルセットを作る

ことになった。

まずは、石膏で型を取るところから…。

そして、約1ヶ月後…。

脇の下から腰骨のあたりまで、

胴囲をぐるっと、コルセットを装着して

ガッチガチに締めつける。

果たして、長女の背骨。

良い方向に向かうだろうか ?    (続)

[ 文・絵  乃邑マヒロ ]

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