『おやくそく』の話の続き。
園バスを利用しているお友だちと、
おやくそくした場合。
園舎の図書室に、公衆電話と連絡網。
当時は、携帯を持っている人はまだ少なく、
連絡網も存在していた。
そこから、おやくそくしたお友だちの家に
連絡できるようになっていた。
電話が通じれば、良し。
だが、相手の方に連絡つかない場合もある。
例えば、すでに園バスの停車場に
向かってしまっていたり、
お子さんが帰る寸前まで、出掛けていたり。
そういうときは、なんと !
園バスに乗せてもらうことが、できたのだ。
そして、添乗の先生が、お母さんに代わって
おやくそくが成立するか、どうか、
確認してくれたのだ。
OKなら、お友だちのところで
降ろしてもらう。
もしも、無理なときは、
再び園バスに乗って、幼稚園に戻ってくる。
我が家に遊びに来る場合は、
やはり停車場で、お友だちのお母さんに
許可を得て、園バスで一緒に戻ってくる。
独自のユニークな習慣には、
ずいぶん助けられた。
うちは自ずと
長女・次女が、ワンセットになっていたので
どこへ行くにも、2人一緒だった。
しかも、我が家には、私のマイカーはない。
そのことを、皆さんが理解してくれて
いたので、
夕方帰るときも、いつも快く、家まで
送ってきてくれたのだ。
何より、長女を同じように隔たりなく
受け入れてくれることに、
感謝してもしきれないくらい
先生方や、保護者の皆さんの懐の広さが
ありがたかった。
皆さん、当時は、本当に
お世話になりました。 (続)
[ 文・絵 乃邑マヒロ ]

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