「 就学猶予 」を承諾してもらう話の続き。
当時、住んでいたところは、
旦那の生まれ育った市だった。
なので、
市内のことは、いろいろ知っているわけで。
旦那の子どものころに比べると、
発展していくところもあれば、
逆に過疎化が進むところもあって、
小中学校の統廃合の話も、耳にしていた。
市役所の、この重々しい雰囲気の中で、
なんと、旦那の “ 外面の良さ ” が、
存分に発動し始めた !
◇◇先生は、どうのこうの…。
市役所の担当の方が、口を挟む間もなく
しかも、就学猶予とは全く関係ない話題を
次から次と話し続けた。
やれ、〇〇地区の統廃合がどうの !
やれ、自分の学校のころは、△△先生が
校長先生だったのだの !
ふと気づくと、
最初は、険しかった担当の方の表情が、
徐々に頬を緩めて、話に返答し始め、
しまいには、2人でローカル話に、
花が咲いていた。
まぁ、お互いに主張をぶつけ合うだけでは、
ギスギスするばかりで、
話は、平行線をたどっていったであろう。
意外にも、旦那のお喋りが、
空気を和らげることは、想像してなかった。
ただ ! 今だからこそ、はっきり言う !
子どものことで、旦那が役に立ったのは
このとき限りだった。
話を戻して…。
初めまして、で、いきなり
猶予を認めてもらえるなんてことはない。
結論は、次回以降ということになった。
これは、想定内のこと。
幼稚園の先生方に、今日の話を持ち帰って
作戦を練らなくては ! (続)
[ 文・絵 乃邑マヒロ ]

コメント お願いします!