幼稚園生活も、順調かと思いきや
また新たな心配事が。
乳幼児期は、食も細く
弱々しいひな鳥のようだった、長女。
主治医の言う通り
自立歩行ができるようになると、
確かに、食欲も増してきて
ふっくらとしてきた。
ところが、どうも身長の伸びが悪い。
こども病院に、1泊の検査入院をして
“ 成長ホルモン ” が正常に分泌されているか
調べることになった。
( 成長ホルモンは、睡眠中に分泌される
ので、寝ているときに検査をするという )
結果は、やはり成長ホルモンの分泌が
不足している、ということだった。
治療法は、皮下注射。
本来は、医療行為になるのだが、
病院で投与の方法の指導を受けた者、
主に、保護者が代わって注射をして
良いこととされていた。
「 この治療は、身長の伸びが止まるまで。
成長期の終わりまで、毎日続けることに
なります。」
( 果てしない課題が、増えたなぁ…。)
「 注射や点滴の類でも、一番細い針
だから、痛くないですよ ! 」 と、先生。
そうは言われても、針は針だ。
痛くないわけない !
長女は、毎日、臀部に針を刺されることに。
たまに、私の刺す位置が悪くて
「 痛いよっ ! 」と文句を言われたりもしたが
大暴れしたり、拒絶することなく
耐え抜いてた長女であった。 (続)
[ 文・絵 乃邑マヒロ ]

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