アクシデントの続きやら
天候不順やら
落ち着いた日々から遠ざかっている
それでも、月に一度
長女が施設から、帰ってくると
気も紛れる
小さい頃から、虫採りが大好きな長女
骨折してから、数年ぶりに
自ら外に出て、虫採りを楽しむ姿が
復活した
でも…
施設に持ち帰ることができない
共同生活の規則だから、仕方がない
自分の好きなもの、大切なものは
常に傍に置いておきたい長女の性格ゆえに
キャッチ アンド リリース は できない
ふと、思ってしまった
( 娘は、これから一生ずっと
一番、大好きなことを
我慢していかなければならないのだろうか…)
長女が帰ったあとの
まだ残る温もりに
複雑な気持ちが、居座り続けている
[ 文・乃邑マヒロ ]


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