入園して間もなく、保護者会があった。
先生からの話。
保護者の自己紹介、などなど。
終始、和やかな雰囲気で、会が進んだ。
終わって、園庭に出たとき、
ふと、声をかけられた。
振り返ると、そこには、さっきまで
一緒に保護者会の輪の中にいた方が。
「私は、同じ年少組の△△です。
うちの子(男の子)がね、いつも家で
『〇〇ちゃん(長女)てね、
とてもかわいいんだよ〜』って
話してくれるのよ !」
その男の子の気持ちも、
話しかけてくれた、その方の気持ちも、
本当に、本当に、嬉しかった。
そのときの彼女の柔らかな表情と、
優しい語り口調を、
今でも鮮明に覚えている。
(翌年、彼女と私は、PTA役員を引き受け、
さらなる繋がりを深めることになった。)
ありがとう。 (続)
[ 文・絵 乃邑マヒロ ]

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